もっと明るく、もっと快適車・バイク用 LED HID 販売

ライムイエローは車検に通る?車検対応の基準と注意点を解説!

この記事は約9分で読めます。

最近、街中やSNSで見かける鮮やかな「ライムイエロー」や「ライムグリーン」のフォグランプ。
ファッション性が高く個性を演出できるため、カスタムパーツとして非常に人気を集めています。

「ドレスアップとして魅力的だけど、これってそのまま車検に通るの?」
と疑問に思っている方も多いはずです。

結論から言うと、選ぶ色味や保安基準の解釈によっては不合格になってしまうリスクがあります

本記事では、その基準と注意点を詳しく解説します。

日本の道路運送車両の保安基準では、フォグランプ(前部霧灯)の色について以下のように定めています。

●認められている色:「白」または「黄色(淡黄色)」
左右の色:左右同色であること

ここで問題になるのが、黄色の中でも「淡黄色(たんこうしょく)」という表現です。

保安基準における『淡黄色』とは、文字通りの薄い黄色ではなく、悪天候時の視認性を高めるための『純粋な黄色(イエローバルブの光)』を指す法的表現です。

しかし、最近流行りのライムイエローやライムグリーンは、黄色に「緑(グリーン)」の成分がかなり強く混ざっています。

これが検査官や測定器の判断で、「保安基準で認められた黄色ではなく、緑色である」と判定されてしまうと、その瞬間に車検不合格になってしまいます。

ライム系カラーのフォグランプが「車検に通ったり通らなかったりする」最大の理由は、色味の境界線が非常に曖昧だからです。

人の目(目視)による検査の限界

車検場では、最終的に検査官が目視で「これは黄色か、緑か」を確認することがあります。

人間の目は周囲の明るさや個人の感覚によって色の見え方が微妙に変わるため、ある検査官は「これなら黄色(淡黄色)の範囲内だな」と判断し、別の検査官は「いや、これは緑に見えるからダメだ」と判断するなど、担当者によって結果が分かれるリスクがあります。

JIS規格の色度範囲(座標)の壁

厳密に言うと、車検における「淡黄色」はJIS規格で定められた色の範囲(色度座標)内に収まる必要があります。

メーカーが「車検対応」として販売しているライムイエロー製品の多くは、この基準をクリアできるように黄色寄りに調整されています。

しかし、LEDの個体差や経年変化、あるいは「より緑っぽく見せたい」という理由で緑が強くなった製品は、基準の座標から外れてしまうことがあります。

「ライムイエローのフォグにしたいけど、車検で面倒な思いをしたくない」という場合は、デザインや明るさだけでなく、発光色やメーカー表記をしっかり確認して製品を選ぶことが大切です。

「純黄色」との違いを意識する

まず確認したいのが、実際に点灯したときの色味です。

ひと口に「ライムイエロー」といっても、メーカーや製品によって発光色にはかなり違いがあります。黄色に近いものもあれば、緑色が強く見えるものもあります。

車検を意識して選ぶのであれば、緑味が強すぎる製品は避け、比較的イエロー寄りの色味を選ぶのがポイントです。

商品名では「ライムイエロー」と表記されていても、実際にはレモンイエローのような黄色寄りの発光色になっている製品もあります。

そのため、商品名だけで判断するのではなく、実際の点灯写真や発光色の説明まで確認して選ぶことをおすすめします。

● 「車検対応」の根拠をチェックする

もうひとつ重要なのが、メーカーがどのような根拠で「車検対応」と案内しているかという点です。

単に「ドレスアップ用」「カスタム用」とだけ記載されている製品ではなく、公式サイトや商品パッケージなどで、
「保安基準適合」 「車検対応」 「車検基準を考慮した発光色」など、
車検や保安基準について具体的な説明がされている製品を確認すると安心です。

また、色温度を示す「○○K(ケルビン)」という数値だけでは、実際に人の目で見たときの発光色までは判断しにくい場合があります。

ライム系フォグを選ぶ際は、ケルビン数だけを見るのではなく、メーカーが実際の光の色味についてどのように説明しているかもチェックしておきましょう。

スイッチのON/OFF操作で、ホワイトやイエローなど複数の発光色を切り替えられる「2色切替式」や「3色切替式」のLEDバルブ。

気分や天候に合わせて発光色を変えられることから、ドレスアップパーツとしても人気があります。

ただし、こうした切替式バルブを装着している場合は、車検時にどの色で点灯させるかが重要です。

車検時は基準に適合する色で点灯させる

切替式バルブだからといって、それだけで車検に通らないというわけではありません。
重要なのは、検査時に実際に点灯している光の色が保安基準に適合しているかどうかです。

フォグランプの場合、車検時には基準に適合する白色または淡黄色で点灯させておくことが基本となります。

特に、ライムイエローなど少し特殊な色味を含む切替式バルブの場合は、検査時には白色や一般的な黄色など、判断が分かれにくい発光色に切り替えておくと安心です。

普段使用しているカラーのまま検査レーンへ入るのではなく、事前に発光色を確認しておきましょう。

左右で違う色になっていないか確認する

切替式バルブで注意したいのが、左右の発光色のズレです。

製品や切替方法によっては、スイッチ操作やエンジンの再始動などをきっかけに、意図していたものとは違う色で点灯することがあります。

また、左右の切替タイミングがずれることで、
「右側は白、左側は黄色」
といった状態になる可能性もあります。

左右で異なる発光色になっていると、車検時に問題となる可能性があるため、検査レーンに入る前に左右が同じ色で正常に点灯しているかを必ず確認しておくことが大切です。

メモリー機能がある製品も事前確認を

最近の切替式LEDバルブには、前回使用した発光色を記憶する「メモリー機能」が搭載されている製品もあります。

便利な機能ですが、車両や製品の仕様によって動作が異なる場合もあるため、
「エンジンを再始動しても同じ色で点灯するか」 「左右が同じ色に切り替わるか」
といった点を、車検前に一度確認しておくと安心です。

切替式バルブを使用する場合は、車検直前に初めて確認するのではなく、事前に発光色や左右の点灯状態をチェックしておくことが、余計なトラブルを避けるポイントです。

不安な場合は、純正バルブへ戻すのも有効な選択肢です。
発光色や車検への適合性に少しでも不安がある場合は、以下の対策をおすすめします。

●車検前の対策
あらかじめ純正バルブに戻す、または適合が確認されているホワイト系のバルブへ交換する

●万が一への備え
当日不合格や急なトラブルに備え、予備バルブを車内に積んでおく

これらを準備しておけば、車検や出先でのトラブルでも慌てずに対処できます。

純正のハロゲンバルブ(または確実に車検に通るホワイト球)

納車時に取り外した純正ハロゲン球が一番確実です。
箱やプチプチに入れて、グローブボックスやトランクの収納スペースに転がらないよう固定して積んでおきます。

交換に必要な最低限の工具類

一般的な乗用車の場合、フォグやヘッドライトの交換にプラスドライバーや小型のラチェット、軍手(または手袋)が必要になります。
バルブ本体だけでなく、交換作業ができる道具一式をセットでまとめておくと安心です。

純正ハロゲン球を車内にそのまま転がしておくと、ガラス部分に指紋や汚れが付着し、いざ使おうとしたときに熱割れを起こす原因になります。元のケースに入れるか、袋に入れて保管しましょう。

ライムイエローやライムグリーンのフォグランプは、ファッション性が高く個性を出せる人気のカスタムですが、保安基準の「黄色(淡黄色)」から外れて緑色が強すぎると車検に通らないリスクがあります。

車検の際は、事前に純正バルブや確実に車検に通るホワイト球に交換しておくか、万が一の判定に備えて純正バルブや車載工具を車内に常備しておきましょう。

ドレスアップと保安基準のバランスを意識して、安全でスタイリッシュなカスタムを楽しみましょう!

この記事のURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。