ヘッドライトの交換を検討される際、「HID」と「LED」で迷われる方は多いと思います。
この2種類は“明るさ”ではなく、“特性”が大きく異なります。
本記事では、それぞれの特徴をご紹介いたします!
HIDの特徴

HIDとは「high-Intensity discharge」の略称で、ハロゲンバルブのようなフィラメントがなく、電極間の放電を利用して点灯するライトです。
別称、キセノンランプ、ディスチャージヘッドランプなど、メーカーにより呼び方は異なります。
HIDライトは特性上、バルブ単体では点灯しません。
電圧をコントロールするバラスト、高電圧を作るイグナイター、光源となるバルブ(バーナー)の構成となり、これらをセットにしたものがHIDキットとなります。
HIDの良い点
- 技術が成熟しており、品質が安定している
- 発熱が高いため、ヘッドライトに雪が積もりにくい
- バルブとバラストが別体なので、メンテナンス性が高い
などが挙げられます。
HIDは発熱が高いため、雪が多い地域ではレンズに雪が付きにくく、とても便利です。
新商品の展開こそありませんが、長年使われ続けてきた信頼性の高いシステムとして今でも根強い人気があります。
HIDの惜しい点
・点灯してから明るさと色味が安定するまでに少し時間がかかる
・構成部品が多く、取り付けに知識が必要
・長期間使用すると光量が落ちるが、気づきにくい
扱いに少しコツがいるタイプのため、ある程度の知識や慣れが求められるライトと言えます。
LEDの特徴

LEDとは「Light Emitting Diode」の略で、電気を流すと光る半導体のこと。
「発光ダイオード」とも呼ばれています。
LEDの良い点
- 瞬間点灯
- 省エネでバッテリー負荷が少ない
- 長寿命で交換頻度が少ない
- 取り付けが簡単で扱いやすい
などが挙げられます。
点灯した瞬間に最大の明るさになるため、パッシングやトンネル走行に最適です。
近年は、HIDを上回る明るさを持つLEDも増えてきました。
LEDの惜しい点
・発熱が少ないため、降雪時にレンズの雪が溶けにくい
・LEDチップの配置で配光が大きく変わるため、粗悪品が多い
・LED自体は長寿命でも、内部部品が多く故障リスクがゼロではない
LEDは長寿命で省エネという大きなメリットがありますが、内部には電子回路や冷却ファンなど複数の部品が使われているため、ユニット全体としての故障リスクがゼロではない点には注意が必要です。
結局どっちがいいの?
総合的には『LED』がおすすめ!
現在はLEDの技術が大きく進化しており、メリットが多いため、これから交換される方にはLEDをおすすめいたします。
ただし、LEDは製品差が非常に大きく、安価なLEDは光軸が出ない・光量不足などの問題が起きやすいため注意が必要です。
一方でHIDは、
・品質が安定している
・雪に強い
といった利点があり、用途によっては十分選択肢になります。
ライトは“明るさ”だけでなく、走る環境や求める視界によって最適解が変わります。
あなたの走り方に合うライトを選んで、安全で快適な夜間ドライブをお楽しみください!
▼ライトコレクション各店舗のLEDヘッドライト一覧は、こちらからご覧いただけます。
下のテキストボックスからコピーしてください。

