愛車のライトをLEDやHIDに交換したら、ラジオに「ザーッ」「ジーッ」といったノイズが入るようになったことはありませんか?
「車のラジオが壊れたのかな?」「バルブ不良かな?」と思ってしまいがちですが、実は社外品のLEDバルブやHIDキットなどが影響している場合があります。
本記事では、LEDやHIDによってラジオノイズが発生する原因と、比較的試しやすい対策を分かりやすく解説します。
なぜLED・HIDでノイズが発生するの?
純正のバルブからLEDやHIDへ交換した際にノイズが発生する原因として、バルブを点灯させるための周辺回路や電源ユニットが挙げられます。
LEDとHIDでは、それぞれ次のような仕組みでノイズが発生する場合があります。
LEDの場合(ドライバー・コントロール回路)
LEDを安定した明るさで点灯させるため、LEDドライバー内部では電圧や電流を高速で制御しています。
このスイッチング動作によって発生する高周波ノイズが、電源配線を伝わったり、電磁波として放射されることで、ラジオ受信に影響する場合があります。
HIDの場合(バラスト)
HIDは点灯時に高い電圧を必要とし、バラストと呼ばれるユニットによって電圧を制御しています。
このバラストの作動時に発生する電気的なノイズや電磁的な干渉が、ラジオアンテナや車両配線に影響する場合があります。
こうしたノイズがアンテナ線やオーディオ配線に入り込むことで、「ザーッ」「ジーッ」といった雑音として聞こえることがあります。
ラジオのノイズを抑える5つの対策
● 配線やユニットの距離を離す
LEDのドライバーやHIDのバラストが、アンテナ線やオーディオ配線の近くにあるとノイズの影響を受けやすくなる場合があります。
配線の取り回しを見直し、できるだけ距離を離してみてください。
● 配線・アースを確認する
配線の接触不良やアース不良があると、ノイズの影響が大きくなる場合があります。
端子の緩みや接触状態、アースポイントなどもあわせて確認してみましょう。
● 電源ラインのノイズ対策を行う
車載用ノイズフィルターなどを使用することで、電源ラインを伝わるノイズが改善する場合があります。
また、電源の取り方に問題がある場合には、リレーハーネスの導入で改善するケースもあります。
● フェライトコアを装着する
LED/HIDの電源線などにフェライトコアを取り付けることで、高周波ノイズを低減できる場合があります。
比較的取り入れやすい対策なので、ノイズが気になる場合は試してみる方法のひとつです。
● 「ノイズ対策済み」の製品に買い替える
LEDドライバーやHIDバラスト自体のノイズ対策も重要です。
EMI対策など、ノイズ低減を考慮して設計された製品へ交換することで改善する場合があります。
LED・HIDを選ぶ際は、明るさや色温度だけでなく、内部回路やノイズ対策についても確認してみましょう。
まとめ
LEDやHIDに交換した後のラジオノイズは、車両環境や製品、配線の取り回しなど、さまざまな原因によって発生します。
ノイズが気になる場合は、
・まずは配線やユニットの位置を確認する
・配線やアースの接続状態を確認する
・フェライトコアなどのノイズ対策を試す
・HIDの場合はバラストの設置位置も見直す
・改善しない場合はノイズ対策を考慮した製品への交換を検討する
という順番で、原因をひとつずつ切り分けてみましょう。
LED・HIDバルブを選ぶ際には、明るさや色温度だけでなく、ノイズ対策や内部回路の品質にも注目することが大切です。
快適なドライブのためにも、明るさだけでは見えない「電装品としての品質」も、商品選びのポイントとしてチェックしてみてください!
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